5. 海の誕生 [発酵音楽]
微生物誕生までの話 5
衝突により生まれるエネルギーによって、加熱されていった地球。
やがて今の地球の半径の半分ほどまでに成長した時、
地表は1000度を超える高温になり、
マグマオーシャンといわれる、一面融けた岩石の海となります。
地球全体がマグマオーシャンになった時、激しい対流が起きました。
重い鉄は地球の中心に沈み、核に、
残りはマントル・地殻という構造になっていきます。
そしてその対流により、地球は熱を放出して冷え続けました。
やがて微惑星の衝突もおさまり、地球全体の温度が下がると、
それまで大気の上層にあった雲も下がり、雨が降り出します。
雨は地表を冷やし固め、さらには洪水となり、低地にたまっていきます。
海の誕生。それは「水の惑星」の誕生でもありました。
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