5. 海の誕生 [発酵音楽]
微生物誕生までの話 5
衝突により生まれるエネルギーによって、加熱されていった地球。
やがて今の地球の半径の半分ほどまでに成長した時、
地表は1000度を超える高温になり、
マグマオーシャンといわれる、一面融けた岩石の海となります。
地球全体がマグマオーシャンになった時、激しい対流が起きました。
重い鉄は地球の中心に沈み、核に、
残りはマントル・地殻という構造になっていきます。
そしてその対流により、地球は熱を放出して冷え続けました。
やがて微惑星の衝突もおさまり、地球全体の温度が下がると、
それまで大気の上層にあった雲も下がり、雨が降り出します。
雨は地表を冷やし固め、さらには洪水となり、低地にたまっていきます。
海の誕生。それは「水の惑星」の誕生でもありました。
6. 生命の誕生 [発酵音楽]
微生物誕生までの話 6
ある恒星の死から太陽が生まれ、地球を含む惑星や月が誕生しました。
地球には大気、海があらわれ、水のある惑星となります。
生命の誕生にはいくつかの仮説がありますが、いずれにしても、
原始生命は、海深くの熱水が噴出するあたりで生まれた・・・
と考えられているようです。
原始生命のうち、ある物はそのまま微生物として生き続け、
ある物は、進化という道を選んで生きていく。
その果てに、いまの我々がいます。
ただ一つ言えることは、そのままの道を選んだ物も、進化の道を選んだ物も、
いつの時代でも共生していたということ。
そもそも発酵とはなんぞや?というところから、微生物の誕生について書いてみましたが、
発酵という作用を営んでいる、最初の生命体・微生物からアイディアをいただいて、
じんわりと楽しめる発酵音楽企画を進めていきたいと思います!^^
・・・そして。東鳴子温泉で味わえる純米吟醸音楽酒「天音」は、
今年も発売されています。ぜひ温泉とともに楽しみにきてくださ〜い。