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Ensemble Otto Voci公演と山びこ [作品]

今月15日、東京オペラシティにて8人のサックス奏者からなる「Ensemble Otto Voci」という
グループの公演があります。委嘱作品が初演されますので、ご興味ある方、ぜひお出かけください。

曲のタイトルは「都会の山びこ」。昨夏に参加した「越後妻有トリエンナーレ」の作品制作中に聴いた
「山びこ」から発想を得て作曲しました。3つの小品で構成されていて、それぞれのタイトルは、
<1.私とあなたと 2.私と私の中の私と 3.夢か現か>。

ちなみに越後で制作したのは「サウンド・パーク」という作品で、音が鳴る遊具の数々。
そして作品設置と共に、サックスのソロライブ「こだまする風景/里山の夏2009」も企画しました。

「作品から発せられる音」や「ホンモノの山びこ」とサックス奏者・鈴木広志が共演するという内容。
もちろん、楽譜には約2秒遅れで聴こえてくる「山びこ」のパートも表記。

このライブでは、ビーバー(草刈り機)からアイディアを得たサックスソロのメイ曲(名?迷?)も
誕生しました。「ビーバー!」というタイトル。
超超絶技巧を要するもので、鈴木氏いわく、超一流サクソフォンプレーヤーへの登竜門的楽曲とも
言える曲だそうです。笑。・・・挑戦されたい方はご一報ください!

さて。今回は都会の音響の良いホールの中。
どのような山びこが響きわたるでしょうか。非常に楽しみです。


◎Ensemble Otto Voci(アンサンブル・オット・ヴォーチ)
「~8人の女性が奏でるサクソフォーンアンサンブルの響き~」 

otto_voci_flyer_s.jpg
 日時:2009年1月15日(金)19:00開演(18:30開場)
 場所:東京オペラシティ リサイタルホール

 チケット:当日 3,500円/前売り 3,000円
 お申込み:東京オペラシティ・チケットセンター
      03-5353-9999

 お問合せ:ensembleottovoci@hotmail.co.jp

 <プログラム>
 ジョバンニ・ガブリエリ:第一旋法によるカンツォーナ
 大場陽子:都会の山びこ(委嘱作品/世界初演)
 真島俊夫:ラ・セーヌ
 ダリウス・ミヨー:フランス組曲
 モーリス・ラヴェル:ラ・ヴァルス       他

 演奏:「Ensemble Otto Voci」
     ソプラノ:原ひとみ 江川良子
     アルト:渡辺美輪子 田名部有子
     テナー:曽根美紀 大栗司麻
     バリトン:小池裕美 平賀美樹

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