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2. 音響熟成させる? [純米吟醸音楽酒「天音」誕生ストーリー]

かくして東鳴子温泉の地酒が造られることになった訳ですが、お酒に使われるお米も水も
東鳴子のものではないので、この土地のお酒としての特徴を出したものにするためには
どうすればいいだろう?・・という話になりました。

話は変わりますが、東鳴子温泉では「湯治」という文化と「アート」や「音楽」を結んだ
滞在型湯治プロジェクト「アート湯治祭」というものを2005年に起ち上げ、この数年、
その取り組みを続けてきました。
(私は、鳴子御殿湯駅構内での駅コンサートの企画を担当していました。)

その延長として、お酒のために新たに音楽をつくり、その音楽を聴かせ続けて熟成させた
お酒を造ってはどうだろうか?という案が。。。

ちょうど私自身、「発酵」ということに興味を持っていたところだったので、
私個人の活動として始めようとしていた「発酵音楽プロジェクト」の第一弾としても、
この作曲に取りかかることにしました。

そして作曲を始めるにあたり、「まずはお酒が造られるところを見学せねば!!!」
と思いたち、お酒大好きなワタクシとしましては、イソイソと田中酒造店さんに
向かったのでありました。^^;


◎東鳴子温泉 
morinoyu_s.jpg
 東鳴子温泉がある鳴子温泉郷は、1200年ほどの
 湯歴を持つ日本屈指の古湯で、奥州三名湯の一つ
 に数えられていました。
 現在でも、鳴子温泉郷内には400近くの源泉が
 湧いており、日本にある泉質11種類のうち9種類
 もの多彩な泉質が湧出する温泉地で、その中でも
 東鳴子温泉は、十数軒全ての宿が違う重曹泉を持つ
 日本でも非常に希有な重曹泉地帯です。
 温泉からあがった後も、いつまでもぽかぽか温かく
 身体の疲れがとてもよくとれます。

 画像は、旅館大沼の離れにある貸切露天風呂、
 「母里の湯(もりのゆ)」。
 四季折々の景色が楽しめて、しかも貸切(要予約)!
 お勧めのお風呂です。

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